オリオンビール(嘉手苅義男社長)は3日、初荷式を浦添市の本社で開いた。樽生ビールや缶ビールなど約57キロリットル(350ミリリットル換算で約16万本分)を載せた大型トラック10台が中南部の代理店などに向け一斉に出発。社員や取引先など関係者多数が見守り、沖縄和太鼓や獅子舞の演舞などで仕事始めを祝った。
嘉手苅社長はあいさつで「新たな発想」と「素志貫徹」の二つの言葉を掲げ「昨年以上に企業価値向上を目指し、積極的に事業展開を進めていきたい。オリオンビールは沖縄にはなくてはならない企業となるべく、まい進していく」と述べた。
「午(うま)年」生まれの社員5人が「馬のように大きな瞳を持って、力強く草原を駆け巡るよう、物事を広く見据えてスピーディーに挑戦していきたい」と決意を表明した。