那覇市の泊魚市場で4日、初競りがあった。早朝5時半、仲買人らの威勢の良い掛け声が響き、市場は熱気に包まれた。年初の総水揚げ量の約8割を占めたマグロ類の取引価格は、例年は高値が1キロ当たり2千円前後とされるが、メバチマグロに4500円のご祝儀相場も付いた。
この日は49トン揚がったビンナガマグロを中心に、74トンの総水揚げ量を記録した。県漁業協同組合連合会の担当者によると、例年の初競りは20トンほど。水揚げ量の減少傾向が続く中、関係者は「年明けから大漁だ」と幸先の良いスタートを喜んだ。
英文へ→New Year’s first auction at Tomari Fish Market in Naha