大人の一歩、晴れやかに 各地で成人式


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
友人らと一緒に振り袖姿で笑顔を見せる新成人=12日、南風原町立中央公民館黄金ホール(桑原晶子撮影)

 13日の「成人の日」を前に12日、那覇市や沖縄市、うるま市など県内19市町村で成人式が開催された。振り袖やスーツに身を包んだ新成人が晴れやかな表情で参加し、大人として一歩を踏み出した。

県によると、ことしは昨年より187人少ない1万7136人が成人を迎えた。
 市町村単位での式典のほか、那覇市や豊見城市などでは中学校区単位で実行委員会を組織して開催した。
 南風原町では町立中央公民館で式が開かれ、409人の新成人の門出を祝った。新成人を代表し伊禮崇視(たかし)さんは「自分の行動に責任を持ち、社会の一員として向上心を持って前進する」と決意を述べた。城間俊安町長は「自信と誇りを持ち、自分で考え行動する大人として頑張ってほしい」と激励した。