沖縄気象台は26日午後2時、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年は23日ごろで3日遅い。昨年の梅雨明けは11日で、ことしは「遅い方」としている。
ことしの沖縄地方の梅雨入りは5月5日で、平年より4日早く、梅雨の期間は平年より7日長い52日間だった。
同期間の降水量は名護で798・5ミリと平年比190%を記録した。ほかにも那覇で平年比164%の716ミリ、宮古島で同154%の546ミリ、久米島で同143%の699ミリ、石垣島で同120%の458・5ミリ、南大東島で同110%の393ミリとなり、西表島(272・5ミリ=平年比82%)と与那国島(310ミリ=平年比94%)を除く県内各地で平年値を上回った。
向こう1カ月の気温は平年より高いとみられ、27日には高温注意情報が出され、熱中症などへの対策を呼び掛けた。