琉球新報社 ―米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対しているが、その理由は。
「環境保全の問題だ。サンゴやジュゴンの餌場の問題に国は応えてない。工法の変更申請も承服できない。環境アセス法は自然を守るためのものだが、（今回の国のやり方は）工事を通すためだ。欠陥があるので追及したい」
―普天間の返還・移設問題では嘉手納基地への暫定移設も主張している。
「もし米側から要求があれば嘉手納町民としっかり腰を据えて話をする。今大事なことは、普天間を即時閉鎖させること、辺野古の海に（新基地を）造らせないことだ」
―カジノ導入は県民合意が得られてないが、導入に賛成する理由は。
「カジノは観光に悪いと思わない。沖縄にはパチンコしかなく、貧困層を痛めるだけだ。パチンコを淘汰（とうた）するために（カジノは）必要だ。カジノ関連産業は沖縄出身の人たちを優先的に持ってくる。カジノ（利益の一部）は（県民へ）還元されるメリットがある。ベーシックインカムの形で還元してもよい」
