辺野古でも人間の鎖 ゲート前、100人抗議の声


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米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、新基地建設に抗議する人間の鎖をつくる市民ら=25日午後2時、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に向けた作業が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では25日、新基地建設に反対する市民ら100人余が抗議活動を続けた。

市民らは同日に東京都内で行われた国会包囲行動に合わせて、ゲート前でも人間の鎖をつなぎ、新基地建設反対への連帯を確認した。一方、海上では沖縄防衛局の警戒船が並ぶ様子が見られたが、この日は目立った作業は確認されなかった。
 ゲート前の市民らは国会包囲行動に合わせて午後2時と同3時の2回、人間の鎖をつないだ。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「東京で辺野古に連帯する流れができた」と強調。カヌーに乗り、移設作業に抗議している福田久美さん(49)=宜野湾市=は「基地建設を止めるのは市民一人一人の声だ」と力を込めた。