東村川田に住む金城昂さん(86)は、1943年に首里市(現在の那覇市首里)の沖縄師範学校男子部予科に入学するも45年3月22日、弟が危篤状態との報告を受けて東村に帰りました。同年4月の米軍上陸で首里に戻れなくなった金城さんは、家族と山中をさまよいながら米軍への恐怖と飢えに耐え続けます。金城さんの体験を、東村立東中学校3年の栄野比麗さん(15)と宮城武蔵君(15)が聞きました。
<未来に伝える沖縄戦>米軍上陸、学校戻れず 金城昂さん(86)〈2〉
この記事を書いた人
琉球新報社