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桂春蝶の独演会 19日に国立劇場 「芝浜」アレンジなど


桂春蝶の独演会 19日に国立劇場 「芝浜」アレンジなど 桂春蝶(提供)
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 三代目桂春蝶の「独演会in沖縄 笑って笑って、ちょっと泣く…落語の醍醐味(だいごみ)、ここにあり!」が19日午後6時半、浦添市の国立劇場おきなわである。古典落語の名作「芝浜」をアレンジして上演する。

 「芝浜」は、東京都芝を舞台に魚屋の勝五郎と妻の絆を描いた人情噺。桂の芝浜では、勝五郎が大阪から江戸に引っ越してきた設定で展開する。

 10代から“沖縄病”という桂。2017年にはひめゆり学徒隊の話を新作落語にした。「沖縄公演は特別。沖縄への感謝状を読み上げるような落語ができれば」と思いを語った。

 前売り3千円(当日500円増し)。問い合わせは電話090(9497)9484(知花)。