「お笑い米軍基地」6月15日から 新作と、過去の人気作も別途公演 「つらいこと、ほぐす時間に」沖縄


「お笑い米軍基地」6月15日から 新作と、過去の人気作も別途公演 「つらいこと、ほぐす時間に」沖縄 お笑い米軍基地2024」の来場をよびかける、小波津正光(まーちゃん)さん
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 お笑い米軍基地2024が6月15日の那覇市を皮切りに県内3会場で計6公演が行われる。同舞台は20年目。「新作公演」に加え、過去の人気作を披露する「傑作選」と題した別公演も行われる。

 目玉の新作コント「開放地」(仮名)は、基地返還後の跡地利用がテーマ。企画・脚本・演出の小波津正光が、かつて米軍楚辺通信所(象のオリ)があった読谷村波平の前島地区のエイサーまつりで見た光景が題材。若者が地域を盛り上げる様子をコントにした。

 基地という負の部分を超え、地域が前向きに進むイメージが見えたという。小波津は「つらいこと嫌なことをほぐす時間にしてほしい」と来場を呼びかけた。

 那覇市のパレット市民劇場では6月15日午後6時と16日午後2時に新作公演が行われ、16日午後6時半に傑作選が上演される。沖縄市民小劇場あしびなーでは新作公演が22日午後2時、傑作選が22日午後6時半に上演される。

 名護市民会館では29日午後6時、新作と傑作選を抜粋し組み合わせた形式で上演される。

 前売り券はいずれも2500円(当日400円増し)、イープラスなどで販売。問い合わせは同実行委、電話098(869)9505。