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「毎日、シャッターを押さないと」 85歳の写真家、宮城ヨシ子さん個展 27日まで浦添で 沖縄


「毎日、シャッターを押さないと」 85歳の写真家、宮城ヨシ子さん個展 27日まで浦添で 沖縄 作品の前でカメラを手にする宮城ヨシ子さん=16日、浦添市の平敷兼七ギャラリー
この記事を書いた人 Avatar photo 当銘 千絵

 85歳の現役写真家・宮城ヨシ子さんによる個展「パステルeye」が、浦添市城間の平敷兼七ギャラリーで開催されている。

 「毎日、シャッターを押さないと気が済まない」と話す宮城さんが、町歩きをしながら出会った子どもたちの笑顔や懸命に生きる植物、「何かはよく分からないがちょっと面白いもの」(宮城さん)などを収めた作品約50点を展示している。27日まで。

 カメラとの出合いは、68歳で入学した県かりゆし長寿大学校。選択科目として選んだカメラの授業で、その魅力に引き込まれた。卒業後も熱は冷めやらず、同期メンバーらとサークルを立ち上げるなど、今も精力的に撮影をこなしている。

 首にカメラをぶら下げ、町を練り歩きながら被写体を探すのが宮城さんのスタイル。「理想のアングルを狙うというより、感じた物や瞬間をとことん撮るのが好き」だと笑顔を見せる。 「作品を見た人がハッピーになってくれるのが一番の喜び。気軽に足を運んでほしい」と、多くの来場を呼びかけた。

 ギャラリーは午前10時~午後6時、火曜定休。入場500円。

(当銘千絵)