世界110カ国でホテルやレストランなどを展開するアコー(仏パリ)が、読谷村の「ロイヤルホテル沖縄残波岬」を改修し、「グランドメルキュール沖縄残波岬リゾート」として来春に開業する。「グランドメルキュール」ブランドは日本初上陸で、同ホテルを含め全国12軒で一斉開業する。
同社が15日、発表した。地上13階建てで客室は465室。レストランや宴会場のほか、県内最大規模のガーデンプールなどを備える。宿泊予約は11月6日から。新ホテル開業までに工事などを要するため、ロイヤルホテル沖縄残波岬は12月1日~2024年3月31日まで休館する。
ロイヤルホテル沖縄残波岬は、沖縄でのビーチリゾートの先駆けとして、大和リゾート(東京)が1988年に開業。以来、国内外から多くの観光客を迎え入れている。
アコーのディーン・ダニエルズ日本代表取締役は「日本で展開するホテルは、日本ならではの情緒を感じられる山々や海などの自然あふれる立地に隣接している。その土地ならではの体験をお客さまに提供する」とコメントした。
(與那覇智早)