沖縄労働局(西川昌登局長)は13日、女性の活躍する環境づくりが優れているとして、りゅうせきフロントライン(那覇市、上運天清社長)に「えるぼし」認定書を交付した。女性活躍推進法に基づく国の認定制度で、女性労働者の割合や平均勤続年数、管理職に占める割合など基準項目を満たした企業を評価する。同社は3段階のうち最高の三つ星を取得。認定は県内20社目となった。
同社は、約3年前に女性社員間の交流促進と管理職登用試験チャレンジの機運を高めるためのプロジェクトを始めるなど女性活躍を推進。現在課長職比率は産業平均値を超える7・1%という。正社員女性比率も47・2%となっている。
西川局長は「積極的に取り組んでいる好事例だ。今回の認定は女性が活躍したいという職場づくりをしてきた日頃の努力だ」とたたえた。
上運天社長は「時代が激変する中、女性の活躍は大事なことだ。しっかりやっていきたい」と話した。
(謝花史哲)