イベントをＰＲする沖縄物産公社の久田友也課長（左）と沖縄観光コンベンションビューローの西表彩香さん＝18日、琉球新報社
普天間 伊織 兵庫県の姫路市立琴丘高校の生徒らによる沖縄県産品販売イベント「HELLO！おきなわ～修学旅行で出会ったおきなわのヒトとモノ～」（主催・沖縄物産公社、共催・姫路市立琴丘高校）が20～29日、浦添市のサンエー浦添西海岸パルコシティで開催される。県外の高校生と連携した物産展の実施は県内初。
同校生徒らが修学旅行の探求学習の一環として運営に関わる。出展する県内事業者66社と協力して食品や工芸品などの県産品を販売する。
同校は昨年も修学旅行で沖縄を訪れており、県内の店舗や施設を取材したガイドブック「姫路市立琴丘高校のおきなわレポート130」を出版している。
約2カ月前から準備を始め、生徒らが県内事業者とオンラインミーティングを重ねながら値札やPOPを制作した。
沖縄物産公社イベント推進課の久田友也課長は「県内の事業者と積極的に関わり、商品の魅力を学び発信することで、沖縄の歴史や文化をより深く知ることができる」と意義を強調。「事業者にとっても、県外の若い世代が持つ視点や感性を商品開発や広報に生かす機会になれば」と期待した。
午前10時～午後8時で入場無料。音楽ライブやトークショーなどのステージイベントも同時開催される。琴丘高校参加は24、25の両日、イベントに参加する。（普天間伊織）
