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スイスの運航会社の航空機を整備 MROJapan、EASA認定取得後初 機体引き渡し


スイスの運航会社の航空機を整備 MROJapan、EASA認定取得後初 機体引き渡し EASA(欧州航空安全庁)取得後初めてコムラックス(スイス)の機体の整備を完了したMRO-Japanの社員ら=20日、那覇市のMRO-Japan
この記事を書いた人 Avatar photo 與那覇 智早
EASA(欧州航空安全庁)の認定取得後初めてコムラックス(スイス)の機体の整備を完了したMRO Japanの高橋隆司社長(左)、コムラックスのアンソニー・ブラウン氏=20日、那覇市のMRO Japan

 2022年10月に欧州航空安全庁(EASA)から国内で初めて重整備(ベースメンテナンス)を含む航空機整備事業場の認定を取得したMRO Japan(那覇市、高橋隆司社長)は20日までに、認定取得後初となる外国籍の航空機重整備を実施した。同日、那覇市の同社で引き渡しセレモニーを開いた。

 EASAは、欧州連合(EU)の民間航空機産業の安全管理や規制などを行う機関。今回受託したのは、世界的なVIP向けチャーター運航会社のコムラックス(スイス)が管理する機体。
 高橋社長は「3年間の準備期間を経て、念願のEASA認定を取得し、初めて整備の機会をいただいた。今後も海外の機体をお預かりし、良い品質の機体を出し続けたい」と話した。

(與那覇智早)