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観光客197万人見通し 沖縄県内12~2月 年末年始需要高く


観光客197万人見通し 沖縄県内12~2月 年末年始需要高く
この記事を書いた人 Avatar photo 與那覇 智早

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は25日、12~2月の入域観光客数が前年同期比12.1%増の197万8千人となる見通しを発表した。

 2019年度同期比では4.6%減となる。国内客は、年末年始にかけて東京や大阪発の需要が高く、県内各地で開催されるマラソン大会やプロ野球・プロサッカーキャンプなどのスポーツイベントで好調に推移する見込み。

 海外客は台北、仁川、香港路線が堅調に推移している他、1月以降に増便や再開する路線があることなどから、空路はコロナ前の7割程度の水準まで回復する見込み。

 12月の入域見通しは66万8千人。国内空路客は19年度同月比2.5%増の58万人を見込む。海路は4千人。23日からの中国国際航空の運航再開などによって、海外空路客の入域は8万人で、海路は4千人となる見通しとなる。

 1月は64万3千人の入域を見込む。国内空路客は19年度同月比1.5%増の54万人とする。海路は3千人となる見通し。台北、上海線の増便、高雄線の運航再開から、海外空路客は同28.6%減の8万7千人とする。海路は1万3千人。

 2月の入域見込みは66万7千人。国内空路客は19年度同月比2.5%増の54万人を見込む。海路は5千人。海外客は、空路が8万2千人、海路は4万人となる見通し。

 (與那覇智早)