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輸出総額は21億3千万 1月沖縄地区税関


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 沖縄地区税関が21日に発表した1月の管内貿易概況(速報)は、輸出総額が前年同月比2倍の21億3800万円、輸入総額は同13.2%減の147億8800万円で、差引額は126億5千万円の輸入超過となった。

 輸出は構成比の3割を占める「金属鉱およびくず」で台湾とベトナム向けに鉄鋼くずが大きく伸び、同3.6倍となった。またシンガポールとアメリカ向けに「再輸出品」も同21倍と大きく伸びており、輸出総額は9カ月ぶりに前年同月比を上回った。

 輸入はオーストラリアや米国からの「石炭」の輸入量が同79・3%増だったが、1トン当たりの通関単価が同5万7375円から28万94円に下がったことで同12・2%減。2カ月連続の減少となった。

 (玉寄光太)