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マンゴー香るハイビスカスティー 本部町の原料を使用へ 35コーヒー 売り上げ一部、子育て支援に寄付 沖縄


マンゴー香るハイビスカスティー 本部町の原料を使用へ 35コーヒー 売り上げ一部、子育て支援に寄付 沖縄 新商品をPRするソーエイド35コーヒーの梶山純本部長(左端)と大城慶宗氏(右端)、本部町の平良武康町長(左から2人目)、もとぶ産直の渡名喜朝之営業部長=28日、県庁
この記事を書いた人 Avatar photo 玉寄 光太

 茶やコーヒーの製造・販売を手掛けるソーエイドー35コーヒー(八重瀬町、大城宗貞社長)は新商品「35HIBISCUS TEA Mango Flavor(ハイビスカスティ マンゴーフレーバー)」を3月5日から販売する。4月からは本部町産ハイビスカスを一部使用する。ティーパック一包で税込み108円。

 同社が販売してきたハイビスカスティーにマンゴーフレーバーを加えたもので、トロピカルな香りと赤い色が特徴。サンゴを使用した独自の焙煎(ばいせん)技術により、酸味が抑えられ飲みやすい味わいとなっている。
 2月27日、県庁で会見を開いた梶山純本部長は「砂糖は全く入れていないが甘みも感じられ、従来の製品とは違ったものになっている」と語った。

 4月からはハイビスカスティーの原料に一部、本部町産ハイビスカスを用いる予定だ。収穫は約500キロで、焙煎して加工する。
 本部町での販売については、一包あたり1円が「本部町子ども・子育て支援ゆいまーる基金」に寄付される。
 平良武康本部町長は「この商品は農業・観光・子育ての3本柱で町の未来につながるものだ」と期待した。 (玉寄光太)