沖縄科学技術大学院大学(OIST、恩納村)とNTT(東京)は27日までに、サステナブル(持続可能)なAI(人工知能)社会を目指し、環境や量子、脳神経科学などの研究分野で連携していくことに合意したと発表した。環境問題が悪化する現状からより良い方向に高めていくことを目標に、基礎研究の成果をAIとしてモデル化して社会で活用できるようにする。
連携は、環境の分野で沖縄の海で光学センサーや海中音響技術など、量子は情報処理や通信関係などの研究に力を入れることを確認。両者で得られた知見をAIモデル化していく。
OISTのカリン・マルキデス学長兼理事長は「この連携で生み出される成果が持続可能な世界の実現に向け、多岐にわたる大きな貢献になることを期待する」とコメントした。 (謝花史哲)
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環境、量子分野で連携 OISTとNTT合意
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琉球新報朝刊