北中城村でキクラゲ栽培を手掛ける旭イノベーション(仲眞秀哉代表)は3月28日、県庁で記者会見を開き、キクラゲを粉末状にした商品「きくらげ小町」の開発に成功したと発表した。
キクラゲは、全食品の中でビタミンDや食物繊維を最も多く含む食材として知られている。
しかし、同社のキクラゲは独自の栽培技術などにより、一般的な乾燥キクラゲと比較して栄養価が高くなっている。ビタミンDの含有量が100グラム当たり1600マイクログラムと12・3倍多く、水溶性食物繊維も同27・8グラムと4・4倍多い。
同商品は無味無臭で、みそ汁やヨーグルトなどに混ぜて食べることができる。
販売価格は7包入りで税込み980円から。同社ホームページや県内の「すこやか薬局」などで購入することができる。 (玉寄光太)
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キクラゲ粉末に 商品開発が成功 旭イノベーション
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琉球新報朝刊