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修学旅行23%増1816校 OCVB 18年度比で25%減


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 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は3月27日、2023年度の県内の修学旅行の入り込み数が1816校(前年度比23%増)、32万7272人(同31%増)だったと発表した。新型コロナウイルス拡大前の18年度比では、校数が25%減、人数は23%減だった。
 24年度の入見込み数は校数が23年比1%減の1796校、人数が同1%増の32万9111人。24年度も例年と同様に10~12月がハイシーズンとなる予定だが、4~6月に実施する学校が前年比で116校増加する見込み。値は旅行社8社からの回答を元にOCVBが推計した。
 OCVBは24年度、修学旅行需要の分散化を図ることを目的に、修学旅行で探求学習やSDGs(持続可能な開発目標)学習などを希望する学校に対し、体験費用を支援する新規事業を県から受託し、実施する。 (與那覇智早)