IT関連のグローバルイノベーション(宜野湾市、松田佑爾社長)は17日までに、企業の交流サイト(SNS)運用を代行するサービス「Re born(リボーン)」を開始した。5月からサービス提供を予定し、希望企業を募っている。
SNSでの情報発信を通して、企業の集客や社員採用を後押しし、地域活性化への貢献を目指す。
サービスは市場調査などで現状を分析し、依頼企業に合った配信の戦略を設計。県内のタレント事務所と連携するなど動画の台本や演出、撮影、編集作業を代行し、投稿していく。SNSを利用する若い世代に会社をアピールすることで知名度向上につなげる狙い。
同社によると、SNSの1分動画などを活用し、エンターテインメント性を持たせて社内の雰囲気や社員を紹介する企業が増えているという。その中で県内ではSNSを活用する企業が少ないことに着目。今年1月から社員と松田社長が楽しく交流する動画を投稿するなど自社で試験運用を始めた。その後、就職希望者から連絡が来るなど反響があり、採用に至った例もあったという。
松田社長は「社内の雰囲気や人柄の良さなど、楽しい一面を見せることで人が集まってくる。1社ずつ思いを込めたい。ノウハウを共有して地域活性化につなげたい」と意気込んだ。問い合わせは電話098(917)5572。
(金盛文香)