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能登の復興を支援 輪島産「漆塗り」老舗の箸セットを販売 JTA機内で


能登の復興を支援 輪島産「漆塗り」老舗の箸セットを販売 JTA機内で JTAが機内販売する輪島産漆塗りの箸などをPRする(左から)川上奈津美氏、石戸愛子氏、宇榮原渉氏=23日、那覇市の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 與那覇 智早

 小松―那覇便を運航する日本トランスオーシャン航空(JTA)は5月1日~6月30日、能登半島地震復興応援商品の輪島産漆塗りの箸セットと、廃棄されたペットボトルのキャップをアップサイクルしたスマホスタンドを機内販売する。

 輪島産漆塗りの箸は、明治35年創業の創作漆器「瑾(きん)齋(さい)」が能登ヒバと漆を生かして製作した。軽さと耐久性に優れ、手になじみやすい特徴がある。桜吹雪をデザインした赤と黒の夫婦箸セットで価格は税込み4800円。売り上げの一部は能登半島地震の復興活動へ寄付する。

 スマホスタンドは、八重山の海岸やJTA機内で回収したペットボトルキャップを活用し、縄文企画(石垣市)が製作した。価格は税込み2500円。売り切れ次第終了。どちらも10%のJALカード割引がある。全機内で販売するほか、ウェブサイトでも購入できる。 

(與那覇智早)