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「沖縄を身近に」 中小機構・伊原事務所長


「沖縄を身近に」 中小機構・伊原事務所長 中小企業基盤整備機構沖縄事務所の伊原誠所長(中央)、蔵元陽一郎主任(左)、上門拓実主任=26日、那覇市の琉球新報社
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 1日付で中小企業基盤整備機構の沖縄事務所長に就任した伊原誠氏(51)が26日、那覇市の琉球新報社を訪れた。

 東京出身で、沖縄が日本に復帰した1972年5月15日生まれ。小さい頃から復帰の日に生まれたことを親に教えられてきたといい「沖縄を勝手に身近に感じていたが、働けるとは思っていなかった。沖縄は人のつながりも強く、連携しながら課題解決に取り組みたい」と抱負を語った。

 事務所ではスタートアップ支援やカーボンニュートラル、コロナ関連融資の返済本格化に伴う対応に重点を置いている。タイでの勤務や日本貿易振興機構への出向など、企業の海外展開支援の経験が長く「海外への販路開拓やスタートアップ支援もやりたい」と強調した。