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国頭、東、竹富 環境省が交付金 エコツーリズム支援


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 【東京】環境省は本年度の生物多様性保全推進交付金(エコツーリズム地域活性化支援事業)の採択結果を4月30日に発表した。エコツーリズムを活用した地域活性化を推進する目的で、全体構想の策定や必要な人材育成など、活動経費の一部を国が支援する。県内からは国頭村、東村、竹富町が選ばれた。
 全体では11団体が選ばれた。国は経費の2分の1、上限500万円までを補助する。交付対象期間は来年の2月末まで。
 竹富町は「竹富町西表島エコツーリズム推進協議会」が選ばれた。全体構想を持続的に運用するために、今後現場の管理体制状況などを踏まえて協議会の運営体制を見直す。
 国頭村はエコツーリズム推進全体構想の策定に向けて、基礎情報の収集・整理や推進体制、全体構想の内容について検討する。東村も東村エコツーリズム推進協議会の体制整備を進める。 (嘉数陽)