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泡盛の売り上げ 赤土対策に寄付 久米島の久米仙など


泡盛の売り上げ 赤土対策に寄付 久米島の久米仙など おきなわグリーンネットワークの西原隆理事長(右)に寄付金を贈呈する久米島の久米仙の島袋昭彦専務=1日、那覇市の沖縄ハーバービューホテル
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 久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)と酒類卸売業の国分グループ本社(東京、國分勘兵衛会長)は1日、環境保全活動を行うNPO法人おきなわグリーンネットワーク(西原隆理事長)に、琉球泡盛「がじゅまる」の売り上げの一部を寄付した。がじゅまるは全国にネットワークを持つ国分グループの専売商品。全国主要都市の量販店や飲食店で販売し、1本当たり10円を寄付に充てている。
 久米島の久米仙の島袋昭彦専務は「離島に本社のある企業として海は欠かせない存在だ。赤土は水産業や観光、生活にも影響する。何か貢献できないかと取り組んできた」と説明した。
 (島袋良太)