【名護】北部地域の農業振興と地域活性化を図ろうと、県北部農林水産振興センター農業改良普及課は9日、名護市の県北部合同庁舎で2024年度北部地区農業改良普及事業推進会議を開いた=写真。県や市町村、JAおきなわ、製糖会社などの関係機関から約50人が参加し、担い手の育成・確保や産地の育成強化といった課題や推進策を議論した。
参加者らは、新規就農者が安定して農業を続けていけるよう(1)技術と経営両面での積極的な支援(2)青年農業者のネットワーク形成(3)青年農業者の組織形成(4)農家を支援する農業士の育成と資質向上―などを拡充させることを確認した。おきなわブランドの確立や環境に配慮した持続可能な農業生産、農村振興なども話し合われた。
また、新規就農者の育成などに向けた北部地区農でグッジョブ推進会議総会(同会議主催)も開かれ、昨年度の新規就農講座や本年度の計画について報告した。 (玉寄光太)
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北部農業振興へ 担い手育成議論 名護で推進会議
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琉球新報朝刊
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