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時価総額、初の3兆ドル エヌビディア、世界2位


時価総額、初の3兆ドル エヌビディア、世界2位 米企業の時価総額
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 【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアの時価総額が5日、初めて3兆ドル(約468兆円)を突破した。3兆ドルの大台に乗せたのは米アップル、米マイクロソフト(MS)に続き3社目。時価総額はアップルを抜き、MSに次ぐ世界2位となった。
 半導体の主要メーカーでつくる世界半導体市場統計(WSTS)は、生成人工知能(AI)向け半導体の旺盛な需要を背景に2024年の半導体市場規模の予想を上方修正しており、業績拡大への期待がエヌビディアの株価を押し上げた。
 エヌビディアの株価は前日から5%上昇。米調査会社ファクトセットによると、5日終値の時価総額は3兆118億ドルになった。MSは3兆1513億ドル、アップルは3兆34億ドルだった。
 エヌビディアの時価総額は今年2月に2兆ドルの大台を突破。生成AI向け半導体が支えとなって業績が急拡大し、2兆ドル突破から3カ月余りで3兆ドル超えとなった。