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人材不足問題で ロボ導入を支援 中小企業庁


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 中小企業庁は人材不足問題に対処し、生産性向上を図ることを目的に、掃除ロボや配膳ロボ、自動精算機、券売機などを導入する費用の2分の1以下を助成する事業を始める。県内では県中小企業団体中央会が窓口になる予定。受け付けは25日から。
 さらに給与支給総額年率6%、事業所内最低賃金45円以上の賃上げに取り組む条件を満たせば、補助の上限を上乗せする。補助の上限額は従業員5人以下で200万円(賃金上乗せの場合は300万円)、6~20人が500万円(同750万円)、21人以上が1千万円(同1500万円)。
 導入する機器は中小企業庁が作成するリストから選び、販売事業者と一緒に申請する。清掃ロボ、無人搬送車、飲料補充ロボットなど。
 本年度の事業費は1千億円。締め切りは7月19日。
 問い合わせは専用ナビダイヤル0570(099)660。