「これイイね!笑顔はじける県産品」をスローガンに、本年度の沖縄県産品奨励月間が1日始まった。31日までの間、県産品の愛用を呼びかける広報活動や魅力を発信する工場見学などの活動を展開する。1日は那覇市の国際通りで約50の企業や団体から230人が参加してパレードし、沿道の県民や観光客に県産品の魅力を発信した。
県庁前の県民広場で開催されたセレモニーで、実行委員会の古波津昇会長(県工業連合会会長)は「きょうから1カ月間、雇用の拡大や県民所得の向上に向けて県産品奨励運動をする。月間を起爆剤に県産品のますますの愛用を進めていきたい」とあいさつした。
県の松永享商工労働部長は、ICTの活用や設備投資の促進、企業の連携による高度化などを後押しすると説明。「県産品の魅力を共有し、沖縄の産業を盛り上げていこう」と呼びかけた。
(島袋良太)