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ヤマップ損保が 設立披露会開く 名護の金融特区活用


ヤマップ損保が 設立披露会開く 名護の金融特区活用 設立メンバーを紹介するヤマップネイチャランス損害保険の木村彰宏社長(右端)ら=24日、那覇市の沖縄ハーバービューホテル
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 アウトドア事業のヤマップ(福岡市、春山慶彦CEO)の子会社で、アウトドアに特化した保険商品を販売する「ヤマップネイチャランス損害保険」(木村彰宏社長=写真右端)が6月24日、那覇市内で設立披露会を開いた。同社は名護市全域が指定の「経済金融活性化特別地区」の税制特例措置を活用し、名護市のみらい5号館に設立した。
 名護市内で一般顧客向けの損害保険会社の設立は初。
 ヤマップネイチャランス損保はアウトドア全般のけがや、遭難時の捜索費用を補償するレジャー保険、キャンプ用品などを補償する家財保険を販売する。
 木村社長は大手損保出身で名護市の金融特区の立ち上げにも携わった。「会社を大きくして地元に税収を増やし、雇用を創出したい。テクノロジーの知見を地元の人たちと共有し、観光を発展させていく」とあいさつした。 (島袋良太)