多良間キビ組合　環境農家に　団体初、県庁で認定交付式

　環境に配慮した農業に取り組む農家「エコファーマー」に、多良間地区さとうきび生産組合（２２５戸）が認定を受けた。団体の認定は県内初。交付式が３日、県庁で開かれ、池田竹州副知事＝写真右＝から同組合の高江洲昭男組合長＝同左＝に証書が手渡された。
　エコファーマーは、化学肥料や農薬の使用量を県の慣行基準より３割減らし、環境に良い土作りなどに取り組む農家や団体の愛称。認定を受け、県に申請すれば「エコファーマーマーク」を使用できる。県によると現在の認定は１０６４件。
　高江洲組合長は「人にも環境にも優しい多良間島黒糖ブランドの確立に向け今後も精進したい。エコファーマー継続にも取り組む」と語った。
　（新垣若菜）