子会社によるエンジンの燃費データ改ざんが発覚したIHIが、再発防止に一定のめどが付いたとして、8月にも子会社工場を実質的な通常操業に戻すことが22日、分かった。これまでは国土交通省が出荷前の性能試験に立ち会うなどし、通常よりも出荷に時間がかかり、遅れが出ていた。
一方、不正に関する弁護士ら外部有識者の調査は継続している。
IHIはデータ改ざんを防ぐため、性能試験での燃料流量やエンジン出力などの情報を自動収集する計測器を8月中に導入する。計測や記録といった一連の作業を自動化することなどで不正操作を防げると確認できれば、国交省の監視が外れて通常操業に戻る。
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IHI工場 通常操業へ 来月、不正防止にめど
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琉球新報朝刊