○…日銀の政策金利が上昇局面にある中、「どういった形になろうと、ぬかりなく対応していく」と語るのは琉球銀行の島袋健頭取。マイナス金利解除前の昨年末から、行内でバリューアップ会議と称した対策会合を開いてきたという。さまざまな政策金利上昇幅に合わせたシミュレーションを実施。預金や貸出、住宅ローンなど、あらゆる分野の金利上昇の影響を検証し
ていることを明かした。
○…一方で物価高や為替、株価、最低賃金など県民生活や事業者に影響する経済指標を注視してもいる。「十数年ぶりの金利ある世界。行員も日々勉強している」と気が休まらない様子。「お客さまへ価値ある提案を行う。リスクも含めたお客さまのお役に立てる体制を構築していきたい」と気を引き締めた。
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島袋健さん 琉球銀行頭取 ぬかりなく対応
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琉球新報朝刊