自動車大手8社が30日発表した2024年上半期(1~6月)の国内生産台数は、前年同期比10・0%減の369万8382台だった。認証不正によるトヨタ自動車やダイハツ工業、マツダなどの生産停止が響いた。認証不正で一時、国内の全完成車工場が停止したダイハツは62・8%減の14万7598台と大きく落ち込んだ。トヨタは「プリウス」の生産停止もあって8・2%減の150万8416台だった。
一方、トヨタが発表したグループのダイハツと日野自動車を含む世界販売台数は516万2442台で、5年連続で上半期の世界首位が確実となった。
各社の国内生産台数は、マツダが11・4%減、SUBARU(スバル)が8・4%減、日産自動車は4・4%減だった。スズキは軽自動車の新型車が好調で11・0%増、ホンダは1・8%増となった。三菱自動車はほぼ横ばいだった。
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国内生産10%減 自動車8社・上半期
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琉球新報朝刊