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第1四半期29億円赤字 沖電 燃料費調整額が減少


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 沖縄電力(浦添市、本永浩之社長)は31日、2024年度第1四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比で2・5%減の524億5300万円となった。営業費用は6・8%減の551億5700万円。経常損益は29億800万円の損失、純損益は29億4300万円の損失だった。
 昨年より気温が高めに推移したことから、電灯・電力の販売量合計は前年同期比で5・5%増えたが、燃料価格の下落に伴う燃料費調整額の減少などがあり減収となった。
 24年度の連結業績予想は、経常利益が68億円、純利益は50億円を見込み、4月に発表した当初予想を据え置いた。
 販売電力量は4月の当初発表に比べて1・1%増の70億5500万キロワット時を見込んでいる。収入面は同2・1%増の2322億円を見込んでいる。 
  (島袋良太)