ポケモン「ガーディ」が沖縄を応援! モノレールやバスにラッピング車両、土産品も 県と連携協定


ポケモン「ガーディ」が沖縄を応援! モノレールやバスにラッピング車両、土産品も 県と連携協定 おきなわ応援ポケモンに就任したガーディ=1日、那覇市の県立図書館3階ホール
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 沖縄県とゲームやアニメで人気の「ポケットモンスター」の企画を手掛けるポケモン(東京、石原恒和社長)は1日、ポケットモンスターを活用して沖縄の活性化を図る連携協定を結んだ。おきなわ応援ポケモンとして、こいぬポケモンの「ガーディ」が就任した。今後はガーディがラッピングされたモノレールやバスが運行するほか、ガーディを取り入れた土産品なども販売する。


 ポケモンが地域ごとに推しポケモンを選定し、魅力を発信する「ポケモンローカルActs」の一環で、沖縄は全国で11カ所目となる。2匹のガーディがシーサーに重なり、沖縄と親和性が高いとして、千種類以上のポケモンの中から選出した。

ガーディとコラボしたシーサー。今後は県内での展示を予定している=1日、那覇市の県立博物館3階ホール


 協定内容は沖縄の魅力発信やブランド力の向上、観光振興や誘客促進、県産品の消費拡大などの5項目。県内11社との連携が始まり、今後連携企業を広げていく予定という。

 那覇市の県立図書館3階ホールで締結式が開かれた。ポケモン社の福永晋執行役員は「ガーディは沖縄のイメージにぴったり。沖縄を一緒に盛り上げたい」とあいさつ。池田竹州副知事は「ポケモンは国内外、幅広いファンを持つコンテンツだ。空飛ぶピカチュウプロジェクトは今年度で終了するが、今後も沖縄の魅力を発信したい」と歓迎した。

(與那覇智早)

おきなわ応援ポケモンに就任したガーディ(両端)と、連携協定を結んだ池田竹州副知事(左)とポケモンの福永晋執行役員=1日、那覇市の県立図書館3階ホール