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「自社分析、強み発見を」 県産業振興公社がセミナー


「自社分析、強み発見を」 県産業振興公社がセミナー 自社の強みを分析して収益力を高める「セッション沖縄」のキックオフセミナー=7月23日、那覇市の八汐荘
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 県産業振興公社は7月23日、「自社の強みを生かして収益力を高めたい」と考える企業向けの自社分析講座「SESSION(セッション)沖縄」のキックオフセミナーを那覇市の八汐荘で開催した。
 中小企業の強みを生かした商品開発やブランディングなどを支援する「セメントプロデュースデザイン」代表の金谷勉氏を招き、全国での支援事例、自社分析や企業連携の重要性などについて講演した。
 金谷氏は「何のために商品開発をするのかを作る前に考えること」と言及し、「そのために自社の保有する技術や設備、強みを分析することは、自社企画の行き場を探す作業だ」と話した。
 前年度参加した企業の声としてRGC(琉球ガラス村)の稲嶺佳乃代表と金谷氏のトークセッションもあった。
 公社は9月26日、10月9日、12月6日の3回連続講座で、製造業を中心に参加者を募集している。詳細は事業支援課、電話098(859)6236。