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49カ月ぶりに マック売上高減 7月、レジ不具合で


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 日本マクドナルドホールディングスの吉田修子取締役は9日、7月の既存店売上高が前年同月を下回ったと明らかにした。49カ月ぶりという。「7月に発生したレジの不具合による影響が一定程度あった」と説明した。
 2024年6月中間連結決算のオンライン記者会見で話した。吉田氏は「不具合を深くおわびする。システムの強化に努める」と語った。
 既存店売上高は前年同月比1・6%減だった。前年より休日が少なかったことも響いた。
 中間連結決算は、純利益が前年同期比31・0%増の148億円となり、中間期として過去最高となった。売上高は10・2%増の2009億円。期間限定商品が好調だった。
 レジの不具合は7月19日午前に判明。休止の店舗は全国の約3割に当たる約900店舗に拡大した。スマートフォンの公式アプリを使った注文を受け付けられなくなった店舗もあった。26日に全店で営業を再開したという。