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生成AIの活用 広範な分野想定


生成AIの活用 広範な分野想定 生成AIの活用が想定される業務
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 生成人工知能(AI)を巡っては、活用が想定される分野を複数回答で聞いたところ「情報システム」(79%)や「営業」(67%)など全ての選択肢で50%を超え、期待の高さがうかがえた。文章での質問が苦手な顧客をサポートしたり、旅の思い出に合わせたオリジナル楽曲を提供したりするなど、さまざまな使い方が広がっている。
 活用が想定される分野の選択肢では他に「研究開発」「経理・財務」「人事・研修」「法務」「広告・宣伝」があり、最も低かった「広告・宣伝」でも55%に達した。具体例としては文書作成や翻訳、議事録作成を挙げる企業が多かった。
 KDDIは3月から、通信アプリLINE(ライン)で受け付ける顧客からの問い合わせ対応に生成AIを使っている。文章をまとめるのが苦手な顧客の質問を要約したり、質問方法を提案したりする。