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ネットワーク専門学科、新設 那覇日経ビジネス、来春から 実践的、エンジニア養成


ネットワーク専門学科、新設 那覇日経ビジネス、来春から 実践的、エンジニア養成 (左から)専門学校那覇日経ビジネスの小禄健夫学校長、日経教育グループの島袋代表、IIJの仲宗根沖縄支店長、那覇日経ビジネス広報企画部の島袋陽介氏=15日、那覇市の琉球新報社
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 日経教育グループ(島袋永伸代表)は2025年4月から、専門学校那覇日経ビジネスで「ネットワークスペシャリスト科」を新設する。通信大手のインターネットイニシアティブ(IIJ)が社員や役員を派遣し、カリキュラムの作成や講師を務める。外部講師を中心とした学科の設立は初めての試み。ネットワーク障害を解決するトラブルシューティングや保守点検のサイバーセキュリティーなどで実践的な講座の提供を目指す。
 課程は2年間。定員は20人。ネットワーク、セキュリティー、サーバー、クラウドなどインターネットのインフラ機能を担うエンジニアを養成する。ITパスポートや基本情報技術者などの資格取得を目指す。
 島袋代表は「今後高い職業需要と安定性が期待される分野だ」と新設理由を説明した。IIJとの提携について「この分野は5年もすれば知識が陳腐化しかねない。最新の知見があり、経験値が高いIIJから直接学ぶことで、価値の高い学びになる」と説明した。IIJの仲宗根学沖縄支店長は、同社としても専門学校への講師派遣は全国で初めての取り組みという。
 10月から現在の高校3年を対象に応募を受け付ける。 
  (島袋良太)