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米ゲーム大手が自前ストア 寡占の市場介さず配信


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ニューヨーク共同】人気ゲーム「フォートナイト」を手がける米ゲーム大手エピック・ゲームズは16日、スマートフォン向けの自前のアプリストア「エピック・ゲームズ・ストア」を開いたと発表した。利用者は米アップルや米グーグルの寡占状態になっているアプリ市場を介さずにゲームの配信を受けられるようになる。
 巨大IT企業に自社サービスの優遇を禁じる欧州連合(EU)の「デジタル市場法(DMA)」成立により、自社ストアで配信できるようになった。アップルのiPhone(アイフォーン)ではEU域内に限って提供、グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載するスマホでは全世界で提供する。まずは自社のゲーム配信から始め、将来的には他社のゲームも取り扱う予定だ。