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90年代玩具、令和に復活 親世代にも販売拡大


90年代玩具、令和に復活 親世代にも販売拡大 バンダイが発売した「ハイパーヨーヨーアクセル」=20日、東京都台東区
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 1990年代に一世を風靡(ふうび)したおもちゃを、玩具各社が令和に相次いで復活させている。競技用ヨーヨー「ハイパーヨーヨー」や現代版ベーゴマ「ベイブレード」、電子ぬいぐるみ「ファービー」に新機能を搭載し、子どもだけでなく、当時のブームを経験した親世代にも販売を拡大したい考えだ。
 バンダイは7月に「ハイパーヨーヨーアクセル」シリーズを発売した。ひもを引くと、手に持ったままヨーヨーを回転させられる機能を備えた。担当者は「子ども用と自分用を合わせて買う大人も多く、二世代ホビーになっている」と話す。同社は大人向けに“映える”動画もインターネットに積極的に投稿している。ハイパーヨーヨー第1弾は97年発売で、これまで世界で約3千万個を販売した。
 バンダイの担当者は「親子で遊んでもらえば、商品は2倍広がる」と説明した。