沖縄観光コンベンションビューローは29日、国内で唯一定率制での宿泊税を導入している北海道倶知安町の関係者らと意見交換した。同町の担当者らは定率制は高い税収が見込めることなどを説明した。
2022年度の宿泊税収2億4400万円を、1泊200円の定額制で試算した場合、約1億円減ったという。23年度は4億4400円と増加。宿泊単価の上昇が大きく影響したと分析した。
倶知安町観光商工課の沼田尚也主幹は「定率制は物価高騰などの経済情勢の変動に対応できる。ワールドスタンダードの定率を進めるべきだ」と話した。 (與那覇智早)
有料
北海道倶知安町 定率制で高税収 OCVBが意見交換
この記事を書いた人
琉球新報朝刊