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前週比、53円高 輸出関連柄上昇 東京株式市場


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 週明け2日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。終値は前週末比53円12銭高の3万8700円87銭。外国為替市場で円安ドル高が進んだことから、輸出関連銘柄を中心に上昇した。ただ買い一巡後は利益を確定する売り注文が出て、上げ幅は限られた。
 東証株価指数(TOPIX)は3・36ポイント高の2715・99。出来高は約14億100万株だった。
朝方は円安ドル高進行を受け、業績の伸びが期待できる自動車など輸出関連株の上昇が目立った。前週末に米国の主要株式指数が堅調だったことも支えとなり、上げ幅は一時400円を超えた。、取引時間中としては約1カ月ぶりに節目の3万9000円を回復する場面もあった。
 午後は当面の利益を確保しようとする売り注文が広がり、前週末終値を挟んで一進一退の展開となった。米国で今週、8月の雇用統計など重要な経済指標の発表があることから、様子見ムードも強かった。