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東証14円安 3日ぶり反落


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 3日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が3営業日ぶりに小幅反落した。終値は前日比14円56銭安の3万8686円31銭。朝方は一時200円超値上がりする場面もあったが、外国為替市場で円安ドル高進行が一服したことから輸出関連銘柄が売られ、相場の重しとなった。
 東証株価指数(TOPIX)は17・28ポイント高の2733・27。出来高は約14億5千万株だった。
 午前は円相場が一時1ドル=147円台まで下落し、自動車や電機株などが買われた。長期金利が上昇傾向にあることから、利ざやの改善が期待できる銀行や保険などの金融株も値を上げた。
 ただ、午後の外為市場で円を買い戻す動きが強まると、輸出銘柄に売り注文が広がった。半導体製造装置大手の東京エレクトロンといった半導体関連株の一角も安く、平均株価を押し下げた。