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熟成の味、香り豊かに 「古酒の日」、那覇で宴


熟成の味、香り豊かに 「古酒の日」、那覇で宴 45年ものの古酒を楽しむ参加者ら=4日、那覇市の沖縄ハーバービューホテル
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 県泡盛同好会(会長・末吉康敏県産業振興公社理事長)は泡盛の「クース(古酒)の日」の4日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで「古酒の宴」を開催した。県内泡盛メーカー25社や参加者が提供した10年以上の「自慢の古酒」がずらりと並び、参加者たちは香り豊かな古酒とおいしい料理に舌鼓を打ち、会話に花を咲かせた。
 会場に置かれた最長45年古酒や30年古酒のかめ、瓶には多くの人が並び、熟成された古酒を大切に味わっていた。
 末吉会長は「泡盛は沖縄の文化、宝、産業だ。これからも盛り上げていこう」と呼びかけた。自宅から秘蔵の33年ものの「北谷長老」を持ち寄った県商工会連合会の米須義明会長は乾杯のあいさつで「泡盛がユネスコ無形文化財に登録される弾みになるようお願いします」と期待した。 (島袋良太)