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中部興産、2年連続10位 九州・沖縄エリア管理戸数


中部興産、2年連続10位 九州・沖縄エリア管理戸数 業界紙ランキング上位選出などについて語る新垣貴雪社長(左)と知念彰人賃貸営業部長 =3日、沖縄市の琉球新報中部支社
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 【沖縄】中部興産(沖縄市、新垣貴雪社長)はこのほど、業界紙の全国賃貸住宅新聞が独自集計する管理戸数ランキング九州・沖縄エリアで2年連続10位を獲得した。2024年3月末時点で1万5965戸を管理し、全国ランキングでは前回より3位上げて85位だった。沖縄県内の順位では10年以上トップを維持している。
 同ランキングには管理戸数200戸以上の1085社が参加した。新垣社長と知念彰人賃貸営業部長が3日、沖縄市の琉球新報中部支社を訪れて報告した。新垣社長は「従業員が頑張ってくれて結果につながっている。全国の中でどれくらい力をつけていけるのか、今後も挑戦していきたい」と意欲を語った。
 不動産の活況もあり同社は6月決算で15億1千万円と過去最高売り上げを達成した。賃貸管理態勢では従来の9店舗それぞれへの管理者配置から昨年、初めて中部圏域でエリア制を導入。1チームに集約し職員の情報共有やスキル継承を図る。
 新垣社長は「まだ道半ば。さらなるプロフェッショナル化を進めながら市制50周年の沖縄市の勢いの一助となれるような動きもつくっていきたい」と話した。 (石井恭子)