営業トークに困ったら人工知能(AI)が話題を指南します―。住友生命保険が11月、全国の営業職員3万人向けにこんなシステムを導入する。職員のパソコンで使えるようにして、顧客の年代や性別に応じ興味を持ってもらえそうな雑談の話題を提案したり、次の訪問のタイミングなどを知らせたりする。
生命保険の営業には多くの経験や知識が必要とされ、営業職員の離職率の高さが業界の課題となっている。
住友生命は新システムを使って経験不足などを補い、仕事の効率を高めるとともに定着を後押しする。
AIを使った営業支援は、生保業界に広がりつつある。
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営業トーク AIが指南 住生、11月導入
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琉球新報朝刊