りゅうせきフロントライン(浦添市)は12日、那覇市の八汐荘で、琉球新報社が提供する新聞活用ビジネス講座を開いた。入社半年研修として新入社員12人が、気になる記事を紹介し合って壁新聞を作る「まわしよみ新聞」に取り組んだ。
能登地震による避難所仮設トイレの8割超が和式、コンタクトレンズの開発者、原発核燃料の貯蔵施設、国際政治学など、さまざまな記事で壁新聞を作った。
琉球新報社地域読者局プロモーショングループの関戸塩グループ長は「信頼できる情報を基に会話を重ね、考えることを繰り返すと成長につながる」と話した。
auショップ糸満中央に勤務する情報通信事業部の仲吉恭佑さん(22)は「新聞から得た情報で来店するおじいちゃん、おばあちゃんとの話題を広げたい」と語った。
講座に関する問い合わせは地域読者局、電話098(865)5013。