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災害などに備えて 持ち出せる蓄電池 琉球電池、販売へ


災害などに備えて 持ち出せる蓄電池 琉球電池、販売へ 大型バッテリーの「SATORI PRO4400」(提供)
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 大型バッテリー製造販売を手掛けるSATORI(神奈川県)は、沖縄県の総販売代理店に当たる琉球電池(那覇市)を通じて蓄電池の販売を始める。バッテリーの取り外しや増設が可能で必要な分だけ持ち出せ、専用アプリで充電時間帯や容量を調節できる。蓄電容量に応じ2200~4400ワット時の3製品をそろえた。
 琉球電池は昨年9月設立。同社とSATORIでゼネラルマネジャーを兼務する赤平久行氏は建設現場やイベント会場での使用事例を紹介し「台風などの災害時の備えなどに活用いただきたい」と話した。オープン価格で、希望参考価格は4400ワット時のタイプで78万円。
 県内では備蓄倉庫を展開する防災コンサルティング会社「MIYA CREATE.」(ミヤクリエイト、那覇市)と包括的業務提携を締結した。13日午後3時から、那覇市のみらいおきなわで最新の防災・セキュリティー対策に関するセミナーを開催する。
  (當山幸都)